さて、
すごい分量で書いているシェイクスの台本裏話。
ご覧になってない方には何が何やらで済みません。

小手形イチロウ

まあどんどん変わった名前を出しているわけですが、
「手堅い」
という名前にしたくて
「こ てがたい ちろう」
にしました。

林修司くん
おさむちゃん

彼を見て、
あ、こんなキャラ書いてみようかな?
と、思ったんです。

WSにも来て貰ったんですが、
まあ、器用なわけですよ。
爽やかで心地よくて格好いい。

で、シェイクスの顔合わせの飲み会なんですが、
おさむちゃんたちと話していて
瑞樹君がおさむちゃんに「お前、手堅いなー!」
って言われていて

ああ、いいな。
手堅いキャラいいな。

そのときに
ふと頭をよぎったのが
うちのオフィス★怪人社メンバー「上杉晋平」でした。

演技に関しては
不器用なんだけど
損をしたくないので、
たくさん練習をする。
きちんと自分のために練習をして、
自分のためにダメ出しを聞く。
良くなることが大好きで、
演技が良くなるのであれば、プライドもポリシーもない。

他人へのダメ出しは、自分事をさしおいて容赦なくビシバシ言う。
先輩後輩関係なく、思ったことを率直に言う。
「そこは空気読め!言い過ぎだよお前!」
的なキャラクターが、うちの上杉晋平である。



これこれ。
晋平を書こう。

おさむちゃんならきっと上手くやる。
声質もキレイだから、
理屈を言えば、なんか聞かざるを得ない。



悪気無く
率直なことをいうキャラ。
それが小手形イチロウです。


お客さんの日記で
ジャイアンとスネ夫の関係性に例えて言われていたけど
立場的にはそう。
でも、小手形はあくまでごますりをしない。
いいと思ったモノはいい、よくないものは良くない。
誰にも日よらない。
なので、本質的にはスネ夫では無いのです。



倉木ユタカを心底尊敬している。
それは何故か?

理由は明快。

お金持ち

そして

有名人

以上です。
倉木ユタカは、小泉孝太郎的な位置なので、
それだけで有名です。

役者として、
有名になってお金を稼ぎたい。
そのあこがれの先人が倉木ユタカなのです。


だから尊敬しています。
演技がいいとか悪いとか、
そんなことは無関係。
結果が全ての小手形イチロウ。

そこにはユタカの人柄など関係ない。
ユタカの人柄がよければ、儲かるのか?

否!

人柄はどうでも、
結局稼いでいるのは
親の力。

親は自分の力でどうすることも出来ない。

小手形はきっと死ぬまでユタカには勝てない。

だから尊敬するのです。
天才なのです。
天が与えた才能。
それは、「金持ちの親から生まれる」という
「ものすごい強運」のことを指すのです。
これぞ天しか与えられない才能です。



その尊敬しているユタカが
「らりるれろ」の滑舌が悪い。

それだけで、
身も世もなくあられもなく泣きわめく。

小手形は、
そこで初めて
人間の心を持ちます。

「アンタ天才なんだろ!らりるれろくらい言えるだろ!」

そうです。
親は選べないけど
「らりるれろ」くらい自分の努力で克服できるはずだから。



泣きながら応援する小手形。
彼は、尊敬する倉木に逃げて欲しくなかった。



小手形が初めて見せた
感情的な部分。
そこで、全員の心が動く。

あの小手形が、感情的になって叫んでいる・・・。



全員の心は
小手形の叫びをきっかけに



「やろう・・・!」
「やってくれ・・・・!」
「がんばれ・・・!!!」


と一致団結していきます。

みんなの気持ちが一つになり、
一人では克服できなかった弱点を
頑張って克服していくユタカ。
感動です。
みんなのおかげです!



これが俺の求めた
「らりるれろ克服シーン」
のイメージです!




そんな前向きな
小手形イチロウ。



台本では
ハムレットは
「生きるべきか死ぬべきか」
で、悩んでいます。


ハムレット「生きるべきか・・・」
みんな「生きていこう!!!」
ハムレット「死ぬべきか・・・」
みんな「死んじゃだめ!!!」


こんな歌を作りました。
時間の都合上、オーラスの後日談は大幅カットになってます。



でも、俺がこの芝居で言いたかった大切なエピソードです。
台本を買って読んだ人
是非そのくだりをじっくり読み解いて下さい。



匠が言います。
「生きるべきか?死ぬべきか? だったら死ぬ気で生きてやろうってんだ!!!」



日々思ってますよ。
世をはかなんで
自殺して


なんだよ?
死ぬっていう、気構えがあるなら
死ぬ気で生きろよ!

これは俺のメッセージです。


俺は小中高と
友達が居なくて
高校演劇を初めてようやく
居場所が出来ました。


死にたいなって思うこともたくさんあって
学校にも行きたくない。
一人っきりになりたい。
もう投げやりな毎日で。
苦しかったんです。




演劇部に入って
いろいろ頭の中がまわるようになってきました。
中学までは本当にバカで
世の中のこと、何一つわかってませんでした。



頭が回転し始めると、
いろいろ疑問だったことが明確になってきて




そうか

「どうせ死ぬんだ」

どうせ死ぬんだから
生きてやろう!



いつかどうせ死ぬんだから
それまで精一杯、
後悔のない生き方をしてみよう。



公務員(郵政B)になる予定でしたが
やめて
演劇を始めました。



俺が生きていく上で
死なないで済んだ
そのきっかけとなった演劇。


この演劇に感謝していこう。



演劇がなかったら
俺は友達も出来ずに
死んだかも知れない。



よし!!!!
自分で演劇をやりつづけ、
死にそうなっている人に
このメッセージを送ってやろう。



だから
今回の匠のメッセージは
俺の高校時代から言い続けたがっているメッセージ。



何か感じて
明日
仕事をする勇気
学校へ行く勇気

その一つになってくれたら嬉しいなって思います。





よし
また続きは後で